子どもの学資保険はどうする?離婚後に揉めない為にしておく3つのこと 

離婚時の学資保険問題

子どもが産まれたことを機に学資保険に加入した後、離婚することになった場合、自分たちの保険だけではなく、子どもの学資保険も見直す必要があります。

離婚時の学資保険

  • 契約者・受け取り人の変更
  • 保険料払込の確認
  • 学資保険の解約

契約者・受け取り人の変更

学資保険の加入で多いのが「夫:契約者、妻:受取人、子ども:被保険者」というパターンです。
離婚後、契約者の権限で勝手に学資保険を解約されて、解約払戻金を持ち逃げされる可能性があったり、お祝い金や満期学資金の受け取りの際に手続きが面倒になったりする可能性があります。

名義変更では審査がほとんど必要ないので、契約者や受取人を変更することはそれほど難しくありません。「離婚後の契約者や受取人の名義はどうするか」を互いに良く話し合うことが大切です。

保険料払込の確認

保険契約の継続には、継続的な保険料の支払いが必要ですが、払込が遅れて「払込猶予期間」が経過すると保険の効力が失われる「失効」状態になります。
多くの保険会社では月払いの場合は「払込月の翌日末日」、半月払いや年払いの場合は「払込期日の2ヶ月後まで」が払込猶予期間として設けられています。

例えば学資保険の契約者が夫で「離婚するなら学資保険の保険料は支払わない」という場合、名義変更をしないままにすると、あっという間に払込猶予期間が来てしまいます。

「保険料は自分が責任を持って払う」という場合でも、本当に支払われているかどうか毎回確認するのは面倒に感じます。
その為、保険料払込の確認をしたり、契約者の名義変更をしたり、払込予定の学資保険の保険料をあらかじめ受け取っておいたりなど、確実に学資保険が継続できるような対策が必要です。

解約返戻金の範囲内で生命保険会社が保険料を立て替えてくれて、保険が継続する「保険料自動振替貸付制度」もあるので、すぐに学資保険が失効する心配はありません。ただし所定の利息が着きます。

失効日から所定の期間(約1~3年)以内であれば、健康状態をチェックする告知や審査に合格して、執行期間の保険料を支払えば「復活」も可能です。

学資保険の解約

離婚をすると互いの経済状態がガラッと変わるので、月々の保険料が支払えない可能性も出てきます。
「子どもの教育費用は貯めたいけど今はお金がない。復活させるかも微妙」という時は、解約して解約払戻金を受け取る手もあります。

満期で受け取れる保険金よりも金額は下がりますが、解約返戻金を別の安い保険に加入する時の元手として利用できます。

最後に

契約者の親が離婚したからと言って、学資保険が無効になることはありません。
基本的に子どもの親権を持っていない側が契約者や受取人になっている場合は、名義変更を行なうと将来的に安心です。

離婚すると経済状態や環境が大きく変化するので、中には学資保険が家計の負担になることも考えられます。離婚をきっかけに学資保険以外の保険の見直しをしておくと良いです。

© 2017 学資保険比較リサーチャーズ. WP Castle Theme by Just Free Themes