兄弟割引は利用すべき?双子の学資保険を検討する際に知ってほしい5つのこと

双子の学資保険

双子の出産は母親にとって身体の負担が大きいものですが、二人の子どもにかかる教育費など金銭的な負担も大きくなりやすいです。

年子の兄弟とは異なり、同じ時期に同金額の教育費用がかかる為、一人よりも教育資金の貯め方にはより賢くやりくりする必要があります。

子どもの教育資金を貯める方法として、多くの人に利用されている学資保険ですが、双子の場合は一人っ子の時よりも注意したいポイントがいくつかあります。「双子の学資保険って、結局どうしよう?」と考えている人のお役に立てれば幸いです。

双子の学資保険

両方ともに同金額をかけるのが一般的

双子の学資保険を考えた場合、二人共に同金額の保険商品に加入するのが一般的です。

「一人目は学資保険に加入。二人目は預貯金や投資」という考え方もありますが、

【双子の片方にかける】
一人目を学資保険、二人目を 
メリット:毎月支払う保険料が安くなる。同金額の保険料でも返戻率が上がる。
デメリット:学資保険をかけていた子どもの方に万が一のことが起きた場合、途中で契約が終了してしまう。

リスク分散をするなら契約者は「父」と「母」で分ける

学資保険には「保険料払込免除」という特約を付けられます。

保険料払込免除とは、契約者が死亡または高度障害状態になった時、以降の保険料払込が免除。
保障は継続するので、子どもの成長に伴い、時期になればお祝い金や満期学資保険金を全額受け取れます。

契約者は基本的に収入が多く、家計を支えている方の名義にするのが一般的です。

両親が共働きで、収入がほぼ同等の場合は「一人目を父親、二人目を母親の名義にする」ことで、将来的にどちらかが万が一の事態になった時のリスク分散ができます。女性の方が死亡年齢が高い為、同金額の保険金受取額であっても、保険料が安くなりやすいというメリットもありますね。

関連記事:学資保険の契約者は夫と妻、誰の名義にするのが良い?

必ず学資保険に加入できるとは限らない

学資保険は医師の診査が必要ない分、他の保険商品と比較して入りやすいのですが、どの家庭でも必ず加入できるとは限りません。

加入の不可は被保険者(こども)と契約者(保護者)の健康状態が大きく関わってきます。

双子は「早産による低体重、未熟児」になる可能性が高いので、産まれたばかりの頃に学資保険に入ろうと思っても「被保険者の健康状態の問題」という理由で加入を断られる可能性があります。

また双子とも同じ発育・健康状態とは限らないので「上の子は加入できたけど、下の子が引っ掛かってできなかった」ということも少なくありません。

産まれた時は未熟児や低体重児でも、ある程度の月齢や年齢に達して、発育過程に問題が無ければ、学資保険に加入できる可能性はあります。

学資保険の加入年齢は0~10歳が対象なので「産まれたばかりの頃に加入を断られた」といっても、将来的には大丈夫な場合も多いのです。

また生命保険会社や特約の有無、契約者の名義によっても、加入の不可は変わってきます。
希望していた生命保険会社の学資保険がダメでも、他社ではOKになることも少なくないので、広い視野をもって比較することをおすすめします。

ただし子どもや親の年齢が上がるにつれて、毎月支払う保険料が高くなったり、返戻率が下がったりするので、学資保険以外の方法で教育資金を貯めた方が良い場合もあります。

関連記事:子どもの年齡で決まる!学資保険に加入する4つのタイミング

最近は未成年を対象にした少額投資非課税制度「ジュニアNISA(ニーサ)」※も登場したので、幅広い選択肢で考えてみて下さい。

【ジュニアNISA(ニーサ)】年間80万円の投資枠から得られた譲渡益、分配金、配当金に対して税金が非課税になる制度。
未成年は投資ができない為、原則として親権者が代行運用する。通常のNISAとは違い、18歳までの払い出しが不可。

低体重児や未熟児の学資保険、加入前に知っておきたい3つのこと

双子(兄弟)割引があるのはフコク生命だけ

フコク生命の学資保険「みらいのつばさ」では、一人目と二人目が同じ保険に加入すると保険料が安くなり、返戻率がアップする兄弟割引を実施しています。

学資保険で人気の高いアフラックやソニー生命など、他の生命保険会社では兄弟割引を実施していないので注意して下さい。

兄弟割引が適応される条件は以下の通り。

  • 被保険者の兄弟姉妹がフコク生命所定の保険契約がある。
  • 保険の契約者が両方同じ。
  • 兄弟割引の条件になる1人目の契約が有効になっている。

関連記事:毎月の保険料を安く抑えたい。兄弟割引がある学資保険は?

支払い方法が月払いの場合、満期保険金10万円ごとに月10円の割引が受けられます。
例えば満期保険金を100万円に設定した場合、一人目の保険料は変わりませんが、二人目は月100円安くなります。

月単位で考えるとお得感は「ちょっとだけ」ですが、学資保険の保険料払込期間が十数年続くことを考えると、受け取れる保険金額は変わらないのに、最終的に数万円分の保険料が節約できます。

兄弟割引のデメリットとしては、上記で紹介した「双子の学資保険の契約者を父親と母親に分けてリスク分散をする」という方法が使えないくらい。

双子の学資保険を選ぶ際「兄弟割引」はかなり魅力的な特典ですが、他の生命保険会社が提案する学資保険も数多くあるので、払込保険料の総額や返戻率、付けられる特約の有無などを、良くよく比較して、家庭にあった保険商品を選ぶことが大切です。

迷った時はまず資料請求と相談を

学資保険は年々新しい保険商品が登場したり、発売停止になったりと、変動が激しいことでも知られます。

以前まで返戻率NO.1で人気の保険商品が発売停止(例:ソニー生命の学資保険)。今まで返戻率がイマイチで加入者が少なかった保険商品がリニューアル後、返戻率が良くなり、一躍人気商品になった(例:かんぽ生命のはじめのかんぽ)……という事例も少なくありません。

気になる学資保険を取り扱っているのが、既に自分や家族が加入している保険と同じ生命保険会社であれば、担当の人に相談してみるのも一つの手です。
新しい保険商品への加入を検討することで、現在入っている保険の見直しも合わせて行なえるので、より無駄のない保険加入ができます。

もちろん「別の保険会社で取り扱っている方が貯蓄性が期待できる」のであれば、そちらを選んだ方がお得です。

最近は、保険の専門家が相談者の利用用途やライフプランを元に、最適な保険を提供してくれる「保険ショップ」が全国各地で展開しているので、そちらで複数の生命保険会社の学資保険を比較してみるのも良いですね。

利用条件やライフプランによっては、学資保険以外の保険商品(低解約返戻金型の終身保険など)を提案されることもあります。
「子どもの教育費を貯める目的」が明確であれば、学資保険よりも貯蓄性が高い他の保険商品をすすめられることは良くある話なので「そういう事もある」くらいに覚えておくと、焦らずに済むと思います。

まずは利用者から人気の高い保険会社数社の学資保険を資料請求して、それぞれの内容を確認。何を選んで良いか迷った時は保険ショップで相談……というのが、学資保険選びをスムーズにしてくれます。

資料請求も保険ショップでの相談も無料なので、気軽に利用してみて下さい。きっと自分の家庭に合った保険が見付かると思います。

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