保険もクーリングオフの対象!知っておきたい書面の書き方、注意点

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クーリングオフの方法

「自宅に保険の営業が突然来られて、つい契約してしまったけど、よくよく考えたけど要らなかった」という場合、クーリングオフをすれば契約の解除や保険料の返還ができます。

クーリングオフとは一定条件を満たしていれば、申し込んだ後でも撤回できる制度のこと。
訪問販売、電話勧誘、キャッチセールス、アポイントメントセールス(呼び出し販売)、押し買いという方法で契約した場合に有効です。

保険契約が撤回されると、保険会社から払込済みの保険料が全額返金されます。ただし契約開始後にクーリングオフをした場合は、日割り計算した保険料を差し引いた金額が受け取れます。

「クーリングオフの内容を記載した書面を受け取った場合」または「申込日」のいずれか遅い日から数えて8日間以内に書面で行ないます。

書面の書き方

クーリングオフは書面での申し込みの撤回、解除が必要です。口頭や電話、メールはNG。

書面にはハガキ、封書、内容証明郵便、FAXとありますが、クーリングオフではハガキや内容証明郵便が使われることが一般的です。書面は契約を取り扱った代理店ではなく、保険会社に郵送します。またクレジットカードで保険料を支払った場合も、忘れずに通知を行ないます。

内容証明郵便は「受け取っていない」など相手から言われる可能性がある、アフターケアに評判が悪い会社、契約金額が高額など、より安全にクーリングオフを行なう場合に使います。

クーリングオフに際しては、以下の内容を折り込みます。保険会社によって、必要事項が異なる場合があります。
書き方が分からない場合は、消費者生活センターで相談すれば、作成に協力してくれます。

  • 撤回(クーリング・オフ)の旨を記入した日(届出日)
  • 契約者の自署・フリガナ
  • 契約者の生年月日
  • 被保険者の氏名
  • 契約者の住所・電話番号
  • 「○○保険を撤回します」という旨の記入
  • 撤回希望理由
  • 契約日
  • 商品名
  • 保険料(初回に支払った金額)
  • 担当者名
  • 契約申込時に使用した印鑑の押印

クーリングオフによる保険契約解除通知書
契約年月日 ○○年○月○日
商品名 ○○○
保険料 ○○○円
販売会社 ○○○
担当者名 ○○○
上記の契約は解除します。
○月○日に支払った保険料○○○円は返金して下さい。
○○年○月○日(届出日)
住所 ○○○○
氏名 ○○○○(印)

クーリングオフできない場合

以下の契約は原則クーリングオフの対象外になるので、注意が必要です。
基本的に「自分の意志で契約した」と取られる場合は対象外になります。

【クーリングオフできない場合】
・申し込みから9日以上経過している。
・営業の訪問ではなく、保険会社や代理店に自分で訪問して契約した。
・自宅や代理店ではなく、自分で指定した場所で申し込んだ。
・郵便やFAX、ネット、店頭端末を利用した。
・営業又は事業の為に契約した。
・法人や社団、財団などが契約締結した。
・預金口座への振り込み方法で、保険料を払い込んだ。
→保険会社や代理店に振り込みを依頼された場合はクーリングオフの対象。
・保険期間が1年以内の保険に申し込んだ。
・強制保険(自賠責保険、労災保険、国民健康保険料、介護保険など)に申し込んだ。
・保険会社が指定する医師の診査が終了している。
・契約済みの保険の内容変更(特約の追加、更新など)をした。

最後に

クーリングオフは保険会社や商品によって取り扱いが異なる場合が多いので、契約前に確認しておくと安心です。

保険商品はクーリングオフの期間以降や対象外でも中途解約ができるので、不要な保険料をずっと支払い続けずに済みますが、すぐに解約すると解約払戻金はもらえないので、保険契約はきちんと考えてから行ないます。

またクーリングオフの可能・不可能、条件に関しては、契約時に受け取った「ご契約のしおり」や「定款・約款」に記載されているので、捨てずにチェックしておきましょう。

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