保険料の安さだけで選んで大丈夫?ネット生保のメリット・デメリットまとめ

netseiho

ネット生保のメリット・デメリット

ネット生保とは「インターネット通販だけで生命保険を販売する会社、保険商品」のこと。
ライフネット生命、アクサダイレクト生命などが有名です。

ネット生保は「今までの生命保険と比較できないほど保険料が安い」と、新規契約者数を伸ばしていましたが、実際に保険料の安さ以外に利用するメリット・デメリットはあるのでしょうか。

メリット

  • 保険料が割安
  • 保障内容がシンプル
  • 自分の都合でその日に申し込みができる

保険料が割安

保険料の金額は「純保険料」と「付加保険料」で決まります。

純保険料……契約者へ保険金や給付金の支払いに当てられる積立(=原価)部分
付加保険料……純保険料から割増した保険料で、保険会社の経費や利潤に当てられる部分。

ネット生保の保険料がなぜ安いのか?それは販売経路をインターネットに限定することで、ペーパーレス化、営業コストと義務コストなどの経費削減で付加保険料を安く抑えているから。

ちなみに非喫煙者や健康体の人だと保険料が割安になる「リスク細分型保険」は、被保険者のかかえるリスクに応じて支払う保険金(=純保険料)を抑えるので、標準よりも保険料が安くなります。

保障内容がシンプル

ネット生保は自分自身で選ぶ保険なので、保険商品の種類は「死亡保険」「医療保険」「就業不能保険」「がん保険」だけで、複雑な仕組みや特約がないです。

「営業スタッフに勧められるまま、不必要な特約に加入してしまって、毎回支払う保険料が高くなってしまった」という場合がありません。

ネット生保は掛け捨てタイプの保険がほとんどなので、保険料が安く済むというメリットもあります。

自分の都合でその日に申し込みができる

保険に加入する際には、保険ショップや金融機関へ行き、担当者と何度か相談しながら決める必要があります。日中忙しい人はなかなか保険契約の為に時間を作るのが難しく、いつまでも保険に入れない……ということも考えられます。

ネット生保はインターネット環境さえあれば、24時間365日いつでもどこでも、その日の内に申し込みが完了します。

「保険料の試算→情報の入力・確認→同意確認→健康状態の告知→支払い方法の選択→申し込み完了」

デメリット

  • 保険料が最安値ではなくなった
  • 保険商品が少ない
  • 保険知識がない人は不向き
  • 自分で全ての手続きをする必要あり

保険料が最安値ではなくなった

ネット生保は「保険料が安い」と言われますが「最安値ではない」という場合も多々あります。
元々20代の低所得者層向けの商品なので、30代以降になると保険料がぐっと値上がりします。

最近はシンプルな内容と低解約返戻型で保険料を安く抑えていたり、喫煙の有無や健康状態で保険料を割安にしたりする保険商品も登場しています。

自分の年齡や条件によっては、ネット生保よりも対面販売の保険の方が安い場合があるので、ネット生保だけに限定せず複数の保険商品から比較検討をした方が良いです。

保険商品が少ない

ネット生保で取り扱っている保険商品は「終身保険・定期保険・収入保障保険・定期医療保険・終身医療保険・就業不能保険・定期がん保険・終身がん保険」で対面販売よりも種類が少ないです。

「様々な保険商品から自分に合った保険を選びたい」「自分の希望に合わせた特約と組み合わせたい」という人には向いていません。

保険知識がない人は不向き

保険に加入する際には、専門知識を持った生保レディや営業職員と対面で相談しながら、自分に合った保険を選びます。

ネット生保の場合は、自分の持っている保険知識と商品説明だけで、契約を結ぶ必要があるので、全く保険知識がない人が「保険料が安いから」のような安易な理由でネット生保を選ぶと、失敗する可能性があります。

各ネット生保を取り扱う生命保険会社では、コールセンターでの相談も受け付けているので、分からないことは質問して解決できますが「固定の担当者がいない」というのは不便に感じるかもしれません。

自分で全ての手続きをする必要あり

保険の申し込みから、万が一の時の保険金や給付金の請求まで、全て自分で手続きをする必要があります。

確かに「ネットからの申し込みで簡単に手続き」は間違いではありませんが、保険会社の担当者がやってくれることをイチから自分で行なう必要があるので「思った以上に面倒」と感じる人は少なくありません。

また健康状態の告知では「対面販売の保険よりも診査が厳しい」と言う意見も多々聞かれます。書類に不備があれば保険契約が無効になるのリスクもあるので、確実に保険加入ができる対面式を選んだ方が楽と感じるかもしれません。

まとめ

ネット生保は「保険知識があり、自分一人で保険が選べる20代の若者向け」の商品です。
「保険料が安いから」と言う理由でネット生保限定して選んでしまうと、実は損をする可能性もあります。

「ネット生保も候補の一つ」程度に考えておくと、選択肢の幅が広がり、自分に合った保険が見付かりやすくなると思います。

© 2017 保険比較リサーチャーズ. WP Castle Theme by Just Free Themes