離婚したら保険はどうすれば良い?財産分与や名義変更など知っておきたい5つのこと

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離婚した時の保険の見直し

離婚した時は公的保障の健康保険だけではなく、生命保険や医療保険など民間の保険を見直したり、変更したりする必要性が出てきます。

離婚した時の保険

生命保険の財産分与

終身保険や養老保険、個人年金保険など、貯蓄型の生命保険の場合、満期が来ている保険商品は受取人が誰かは関係なく夫婦の共有財産として財産分与の対象になります。

保険料払込期間中だと不確定な部分が多いので、共有財産にはできません。その場合は離婚時の解約返戻金を元に財産分与するのが一般的です。

契約者・受取人の名義変更

自分が契約者として配偶者の保険料を払い込んでいた場合、契約者を元配偶者に変更(=保険料の払込を元配偶者に)します。

また受取人が元配偶者の場合は、受取人の名義変更をする必要があります。
保険金や給付金は受取人に受け取る権利あるので、名義変更しないままだと被保険者に万が一があった場合、自分の親や子ども、新しい家族が受け取れません。

保険商品には「被保険者=受取人」なものが多いですが、念の為に自分がかけている保険の受取人が誰になっているか確認しておきましょう。また指定代理人(契約者が自分で保険金や給付金の請求ができない場合、代理人が代わりに請求できる)の変更も忘れず行ないます。

口座変更

離婚で保険料の引き落とし口座を変えたり、改姓で口座の名義が変わったりする場合は、口座変更の手続きを行ないます。保険料をクレジットカード払いにしている場合も同様です。

その他名義変更

  • 住所や電話番号が変わった→住所・電話番号の変更
  • 姓が変わった→改姓や改印の手続き

名義変更で注意したい点は「契約者しか変更できない」ということ。
例えば契約者を変更せずに、保険料の支払いが滞った場合、元配偶者の保障がなくなってしまうので、双方の連絡が問題なく取れる間に変更をしておきます。

夫婦・家族型特約の解約

加入している保険に夫婦・家族型特約をつけている場合は、特約を「子型」へ変更するか、特約の解除を行ないます。
元配偶者への保障がなくなるので、保険料が安くなります。

生命保険、医療保険の見直し

配偶者や子どもの生活保障の為、死亡保障を高額にしており、離婚で独り身になる場合は、保障額を引き下げた方が、毎月支払う保険料が安く抑えられます。

また子連れ離婚する際は、慰謝料や養育費だけでは生活が成り立たないことも考えられます。自分に万が一のことが起きた場合を想定して、今後の生活費や子どもの教育費をまかなう為の生命保険を見直す必要があります。

学資保険に注意!

夫婦に子どもがいて、教育費の積み立てに学資保険を利用していた場合、子どもの親権を持っていない側が契約者や受取人になっている場合は、名義変更を行ないます。

学資保険は離婚時の財産分与(夫婦で協力して築いた財産を、それぞれの個人財産に分けること)に該当します。結構揉めやすい問題なので、学資保険の加入前にお互い相談して決めておくと安心です。

離婚すると経済状態や環境が大きく変化して、学資保険が家計の負担になることも考えられます。学資保険は満期にならないと、元本割れ(保険料を払込んだ総額よりも、受け取るお金が少なくなること)が起こりやすいので、なるべく解約しないことが望ましいです。

離婚による学資保険に関しては「子どもの学資保険はどうする?離婚後に揉めない為にしておく3つのこと – 学資保険リサーチャーズ」で詳しく説明しています。

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